昨日のレッスン報告です。
昨日のお教室は、和食研究会。
私のお教室で、茶懐石を数年(7〜8年)された方達の中で技術的にも思考的にも長けてる方達ばかりの会です。
向附 鯵のお造り 莫大 蓼 生姜
縞鯵1匹をさばいての、お造りです。
勝手に?さばいてお造りを作っていただきます。
莫大
先週の土曜日に開催していた、「長野のお酒」の会には和食研究会の方お2人が参加されていました。
その日のお料理は私がお作りしましたが、鯛のお造りに莫大を使っていましたので、馴染みがお有りかな?と思いレッスンしました。
莫大って、木の実です。
まずは、お水に漬けます。
莫大
20分もすると、こんなに大きくなります。
和食研究会の皆様、びっくり!
お造りのあしらいに使うのは、今回がお初めてでした。
汁物 合わせ味噌 白玉団子 溶き辛子
この溶き辛子の位置は、間違いです。
おもてなし料理ですから、、、
例えば辛子を食べてはいけない方達、辛子がお嫌いな方がさっと取り除ける様に溶き辛子を置くのが、正解です。
私が気がついた時には溶き辛子が添えられていましたので、ご説明しました。

溶き辛子、これが正解です。
(これは、前回の茶懐石レッスンの際のお写真)
鉢物 薇 三つ葉 板わらび 辛子味噌和え
「薇(ぜんまい)」と言う漢字、夫が「蕨(わらび)」
と間違えて読んだので訂正しました。
古くからある原種は、全て漢字表示があります。
じゃがいもの原種はメークィンではなくて、男爵。
懐石に使うかぼちゃも洋かぼちゃではなく、和南京です。
お花もアナベルは洋花ですが、原種は紫陽花です。
お茶時のお花は全て漢字表示ですよね?
吾亦紅や一人静の様に、、
私のお喋りに夫が聞き入っていました。
いつも、お教室でお話ししている事です。
板わらび
4時間お水に浸けて炊きます。
皆さん、興味津々、、
強肴 なまり節 焼豆腐 蕗
先月の茶懐石から、なまり節(生節)の作り方から、ご説明してきました。
広島では、もうなまり節を売られている所がありません。
美味しくて、美味しくてご参加の皆様感激でした。
私も鰹のある時期にもう一度なまり節を作って、保存しておこうと思います。
ご飯物 枝豆茶飯
お番茶で炊きますが、香りが良いです。
香物 大根 人参 小メロン
私の糠漬けです。
和食研究会
常に和食の知識と、技術の向上を目指しての会です。